~さあ!酒なし人生を満喫しよう!!!~

断酒道を歩むなら楽しく断酒を満喫しようと思い日々を綴っていきます。

いい話

この連休中、尊敬する断酒の先輩と話し込み、いい話を聞かせてもらった。

一つ目は、断酒をしていく上での仲間の大切さ。

ある、団体が、ラットを用いて、飲酒と仲間の関係を実験したのだそうです。

それはこんな感じの実験だった。

【ラット一匹を大きなカゴの中に入れて、アルコールの入ったビンを置き、そのビンの周りを5周走ったらアルコールが出てくるようにして、最初は、人間が手伝い、5周走ったら出てくるように、頭にすりこませたそうです。そうしたら、人間が手伝わずとも、カゴの中で、ラットは5周走ったらアルコールが出てくるストローから、一定量の酒を飲み、疲れると、少し休んで、また、5周走ったらアルコールを飲むのを繰り返したそうです。ところが、途中から、休憩する時間もなくして、とにかく5周回ったらアルコールを飲むのを繰り返す内に、ヘロヘロになり、ラットは、気を失ったそうです。

そして、気を失ったラットを、処置をして、再度、カゴの中に入れたところ、間も無く、ビンの周りを5周して、ストローからアルコールを飲んだ。完全に依存が形成されている状態を確認したところで、同じカゴの中に、10匹の仲間のラットを入れたそうです。そうしたら、仲間のラットと遊んでいるうちに、アルコールの入ったビンのことを忘れて、まったく、アルコールを摂取することなく、仲間のラットと遊び回っていたそうです。この話から、1人で、ビンの中アルコールがある状態のことを、人間界でいう、孤独な断酒に置き換えてみると、1人で断酒を試みても、目の前にアルコールの入ったビンがあれば、それがものすごく大きな魅力であるので、なかなか断酒ができない。

反対に、仲間の中であれば、アルコールの入ったビンがあっても、仲間と話したり、楽しんだらすると、アルコールのことはどうでも良くなる!という話】

おおよそこんな感じの話だった。

もう一つの話は、5年断酒した人がいて、その人の5年断酒した時の談話が興味深い。

【その人は、5年断酒だが、最初の1年は、1日飲んだら、2日は我慢するという、一応、節酒のような感じで一年くらい過ごされたそうですが、1年経ったあたりから、体調や、酔ってからの行動の被害が凄すぎて、2年目あたりからは、完全に断酒で5年過ごされたそうです。

その方、いわく、(1年間の節酒より、5年間の断酒生活のほうが、よっぽど楽だった!)

とのこと。】

やはり、お酒と上手く付き合えない私にとっても、節酒のような、生半可なやり方では、苦しいだけで、楽になれないのだ!と思いました。

お酒に見切りをつけて、手放して、お酒のない中で、スッキリと生きていきたいですね(^^)